「ウェラブル生体・環境情報センシング」

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研究代表者:
山田 一郎 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)
研究課題:
生体・環境情報処理基盤の開発とメタボリック症候群対策への応用

技術解説

  ウェアラブル生体・環境センサによって計測された信号から、特徴の抽出や動特性の解析を行うための相関分析、多変量解析に代表される統計解析、スペクトル推定を核とする周波数解析を行うことで、人間の高次情報を抽出し、量的ではなく質的な診断を可能とするソフトウェアモジュールを開発する。
  医療グループからのアドバイスを受けて、医学的に意味のある日常生活行動(運動、食事など)をピックアップするとともに、コントロールされた環境下で、市販のウェアラブルセンサや据置き型の医療計測機器によって基本データ(教師データ)を収集し、特徴量を抽出して、行動分類する技術の研究を開始した。次いで、24時間の連続する生体・環境データから、行動の切り出しと分類(ダグ付け)を行う技術を開発した。行動の切り出しに際しては、どのようにキーフレームを抽出するかの検討を行った。ウェアラブルな三軸加速度センサを用い、パターン認識と情報量の概念を利用することで、日常生活中の行動を適切な細かさに分割し、その結果を用いて一連の行動種類を推定する手法を提案した。

概要図

ウェアラブル生体・環境センサと質的診断を可能にする高次情報の相関

ウェアラブル生体・環境センサと質的診断を可能にする高次情報の相関

ウェアラブル血圧モニタリングシステム

ウェアラブル血圧モニタリングシステム

ストレスセンシング技術

ストレスセンシング技術

論文等

  1. 山田 一郎,“生体・環境情報処理基盤の開発とメタボリック症候群対策への応用,” 平成20年度CREST「先進的統合センシング技術」研究領域 公開シンポジウム, Nov. 2008. [pdf]
  2. 小川 猛志, 酒造 正樹, 平野 美貴, 山田 一郎, “生体・環境センシング情報を利用する医療サービスの基盤を目指すマルチセンサネットワーク構成技術の一検討,” ユビキタス・センサネットワーク研究会(USN) 第8回研究会, Jan. 2009.
  3. 酒造 正樹, 山田 一郎, “ウェアラブル生体・環境情報処理基盤の開発,” 平成21年電気学会全国大会, March 2009. [pdf]
  4. G. Lopez and I. Yamada, “New Healthcare Society Supported by Wearable Sensors and Information Mapping based Services”, in Proc. of the 10th IFIP Working Conference on Virtual Enterprises, Special Session on Web Intelligence and Virtual Enterprise (PRO-VE’09/WIVE), Thessaloniki, GREECE, 7-9 October 2009. [invited paper] [pdf]
  5. M. Shuzo, S. Komori, T. Takashima, G. Lopez, S. Tatsuta, S. Yanagimoto, S. Warisawa, J.J. Delaunay, I. Yamada, “Wearable Eating Habit Sensing Using Sound Information,” in Proc. of the 2009 JSME-IIP/ASME-ISPS Joint Conference on Micromechatronics for Information and Precision Equipment (MIPE 2009) , Tsukuba International Congress Center, Ibaraki, Japan, pp. 221-222, June 17~20 2009. [pdf]
  6. Guillaume Lopez, Keita Hidaka, Hiroyuki Ushida, Masaki Shuzo, Yasushi Imai, Jean-Jacques Delaunay, Ichiro Yamada, “Continuous Blood Pressure Measurement in Daily Activities,” IEEE SENSORS 2009 Conference, Christchurch, New Zealand, October 25-28, 2009. [pdf]
  7. Masaki Shuzo, Makoto Shimura, Jean-Jacques Delaunay, Ichiro Yamada, “SHOJI: A Communication Terminal for Sending and Receiving Ambient Information,” 2009 ASME International Design Engineering Technical Conferences and Computers and Information in Engineering Conference, San Diego, USA, August 30-September 2, 2009. [pdf]
  8. 井出 裕人, 長田 将彦, ロペズ ギョーム, 酒造 正樹, ドロネー ジャン=ジャック, 山田 一郎, “生体情報の多変量解析に基づくストレス推定法の検討,” 日本機械学会2009年度年次大会, 岩手大学, 盛岡市, September 13-16, 2009. [pdf]

関連特許

関連リンク

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