「注目度センシング」

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研究代表者:
戸辺 義人 (東京電機大学 未来科学部情報メディア学科 教授)
研究課題:
実世界検索に向けたネットワークセンシング基盤ソフトウェア OSOITE

技術解説

パブリックスペースにおいて人々が何に注目しているかを自動的に把握できれば、都市空間における広告メディアや、博物館や美術館における展示空間のデザインに役立てることができる。

我々は、レーザレンジスキャナを用いて人々の軌跡を高精度で計測し、展示物等に対する人々の注目度を推定する「注目度センシングシステム」を開発した。更に、開発したシステムを実際に博物館や街中に設置して実証実験を行い、実現可能性を検証した。パブリックスペースの利用調査は、従来人手に頼って行われているが、提案手法を用いれば効率的に大量かつ正確なデータを取得でき、曜日や時間帯によるパタンの違いも明確化できる。

今後は、対象物の大きさや性質に応じた注目度推定法の開発や、人々の注目度や興味に応じてパブリックディスプレイに情報を提示する応用システムについても検討したいと考えている。

概要図

実証実験のフィールド

実証実験のフィールド

レーザレンジスキャナの配置

レーザレンジスキャナの配置

提案手法による注目度の計測

提案手法による注目度の計測

論文等

  1. 三尋木織, 焼山康礼, 戸辺 義人: 実空間における人流計測による注目度検出の提案, 情報処理学会全国大会, 2008年3月
  2. Yakiyama, Y., Mihirogi, O., Thepvilojanapong, N., Umeda, K., and Tobe, Y.: SPAL: A Sensor of Physical-World Attention Using Laser Scanning, Proc. IEEE RTCSA, Aug. 2008.
  3. 三尋木織, 焼山康礼, 岩井将行, 戸辺義人: SPALv: 歩行者の移動速度に基づいた注目度検出手法, 第7回情報科学技術フォーラム, 2008年9月
  4. 焼山 康礼, 三尋木 織, テープウィロージャナポン ニワット, 岩井 将行, 梅田 和昇, 戸辺 義人: SPAL: レーザスキャナを用いた実世界注目度計測, 第7回情報科学技術フォーラム, 2008年9月
  5. 三尋木織, 焼山康礼, 岩井将行, Niwat Thepvilojanapong, 戸辺義人, 柴崎亮介: 歩行者の注目度抽出手法の設計, 情報処理学会研究報告, 2009-UBI-21(9), 2009年3月
  6. Yakiyama, Y., Thepvilojanapong, N., Iwai, M., Mihirogi, O., Umeda, K., and Tobe, Y.: Observing Real-world Attention by a Laser Scanner, IPSJ Transactions on Advanced Computing Systems, 2, 1, 173--186, Mar. 2009.
  7. Thepvilojanapong, N., Yakiyama, Y., Mihirogi, O., Iwai, M., Aizawa, K., Takagi, A., Oshima, K., Umeda, K., Tobe, Y., Shibasaki, R.: Demo Paper: SPAL: Appraising People's Attention in the Real World, Pervasive 2009, May 2009.

関連特許

関連リンク

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